小学校での英語教育の仕方
文科省英語指導要領には指導要領がない 小学校からの英語教育が始まるとのことで、どのようにするのか見てみると、なんと、指導要領らしきものが見当たらないのです。小学校6年生から始まるのでしょうか?中学校の前倒しではないことは明記されているようなのですが、具体的な要領は全く無いのです。
ここには、何の指導もありませんので、指導要領は誰が決めるのでしょうか。各学校に任されているのでしょうか。それぞれの学校で独自の要領が出てくることになります。自由にやりなさいというお言葉なのでしょうか?
逆に言えばどのように指導すればよいかハッキリしていないというか、不明であることになるのではないでしょうか?
幼児の英語教育 これは、まだオプションとして選択されることになるのでしょう。しかし、こちらで説明しましたように、幼児からの英語教育が出来れば、中学からの英語教育よりも効率よく確実に、英語の習得が可能であることがお分かりいただけることと思います。
但し、指導方法は、今の日本の方法では残念ながら、問題があります。
小学生の英語指導方法 今のような中学校から行われている英語教育をそのままにして、小学校からの英語教育を、小学校の高学年から導入しても子供達の負担ばかり増えて、効果は上がらないことは十分想像できます。これは子供達のためではなく大人が満足するための変更のように見えます。
小学生のような頭脳のやわらかい子供達に、今の方法で英語を教育することは、悪影響しか考えられません。他のページで説明しましたように、現状のALTの制度で各国から、様々な発音の英語を集めて、短期間で子供達に聞かせることは、余りにも大きな混乱を起こしてしまいます。英語は全て同じだと持っている幼稚な考えを改めてから、ちゃんとした、制度を作り直して、子供達に英語を教育していかないと、今の日本の英語音痴は直りません。
そればかりか、更に子供達を混乱させることになります。まだ発達途上の脳に、めちゃくちゃに英語を詰め込んでは子供達は随分と迷惑なことですので、今の日本ではまだその時期では無いと思います。
小学生の英語教育はどのようにすべきかを以下に説明します。
「ビブライト小学生英語教育指導要領」です。
- 小学生の英語教育は小学校一年生からはじめる。
- 学校として、世界の70%のアメリカ英語を教えるか、17%のイギリス英語を教えるかを決める。
- 決めたら、子供達を混乱させないために、学校として統一する。
- 最初から規則(フォニックス、英文法など)を教えない。
- 学校としての全学年のカリキュラムを作成。目的、方法を明記
- 教材は、アメリカ英語ならばアメリカのオリジナル教材を使用する。
- 学校では、毎日5〜15分のネイティブ英語を聞かせる。ネイティブの歌、ビデオ、ゲームなど。
- 小学校1〜2年で英語の発音を聞かせ耳を慣らせる。この時は必ず、ネイティブの発音を聞かせること。
- 小学校3年生からフォニックスを教えるはじめる。
- 小学校4〜6年生:名詞や動詞などの語彙を増やす。フォニックスを教えて簡単な文章を読んで理解できるように教える。
- 文法の時間とか、スペルの時間とかに英語の時間を分けない。
- 簡単な文法を教え始めるのは、フォニックスの次の年から。
- 英語を中学校入試用として教えない。
- 英語を訳して理解させることを教えない(厳禁)。
先生の再教育と確保 小学生を教える先生は、他の教科と同じく非常に子供に影響を与えますので、適格な人選が必要になります。現状では難しい状況ではないでしょうか。
低学年の子供に教育をしていく上において、決して忘れてはならないのは、学問だけを教えるものではないということです。低年齢の子供ほど、習うものにフィルターをかけません。全て吸収されていきます。規則も作りませんのでそのまま、見たまま、聞こえてきたまま、子供の脳に入っていきます。パターン認識といわれているものです。
英語も同じで、教えるのに最初から理屈を言う必要はありません。子供たちはそのまま覚えていきます。従って、小学校やさらに低年齢の子供の英語の先生として、日本人の先生は適格ではありません。日本人の英語はあくまでもESLだからです。
文部科学省に於いては、まずは先生を教育し、確保しないと小学生からの英語教育は絶対無理であることがいえます。もし、このまま無理に英語教育を小学生からと進めていくととんでもないことになりかねません。
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